旧～い Digital Cowboy DC-NCR130 を使い続ける

Net Cowboy DC-NCR130 はハンファ社の PC デバイスブランド Digital Cowboy で Windows 2000 / XP 用に「吊るしもの」(箱なし簡易パッケージ) として発売され、2008 年頃には Vista 32Bit 用ドライバーが公開されました。2009 年にこのブランドは消滅ししました。他ブランドのドライバーをインストールして Windows 10 32Bit / 64Bit で使えます。 (2023.12 現役稼働中。Fujitsu BIBLO NF/A70 用の予備)

Web カメラ Degital Cowboy DC-NCR130 を Windows 10 64Bit で

仕様
製品種類	USB 接続赤外線カメラ
型番	DC-NCR130
撮像素子	CMOS / 130万画素
インターフェイス	USB 2.0 / 1.1
解像度	1280 × 1024
フレームレート	15fps SVGA / 30fps VGA
撮影角度	78°
対応 OS	32Bit 版 Windows 2000 / XP / Vista

2019 年の末から 2022 年までの世界的なコロナパンデミックは、リモートワークを強い、Web カメラの価格は暴騰し、ついには数ヶ月経つと入手不能となりました。このカメラは、ガラクタから復活し、廉価なヘッドセットとともに、Windows 10 64Bit で凌がせてくれたものです。

ドライバーの入手とインストール

デバイスマネージャーから確認 (カメラを接続 ⇒ [デバイスマネージャー] ⇒ドライバーのない [USB Web Camera] を右クリック ⇒ [プロパティ] ⇒ [詳細] ⇒ [ハードウェア ID] を順に開く) したデバイス ID USB\VID_0AC8&PID_0323 を手掛かりにインターネットから入手します。ここやここからデバイス ID で検索し、ZIP ファイルがダウンロードできます。
ZIP ファイルを展開し、展開された場所の INF ファイル (セットアップ情報ファイル) を確認します。(安全のため EXE 型実行ファイルの使用は避けます。展開時点でキャンセル可能なインストーラーは使えるのですが、事前に分かりません。)

テストサインインモードに切り替えます。(1) コマンドプロンプトを管理者として起動し、(2) [～>bcdedit /set testsigning on] をコマンドし、その成功を確認、(3) 再起動します。モードが切り替わり、透かしが入ります。

デバイスマネージャーでインストール
1. デバイスを接続します。
2. デバイスマネージャーで、そのデバイス [USB Web Camera] を指定し、[ドライバーの更新] を選択し、コンピューターの中を検索するよう選択し、展開された INF ファイルのある場所を指定します。
3. インストールが始まると、署名のないとして警告されますが、無視を選択してインストールを強行します。インストールされます。

通常モードに切り替えます。(1) コマンドプロンプトを管理者として起動し、(2) [～>bcdedit /set testsigning off] をコマンドし、その成功を確認、(3) 再起動します。モードが切り替わり透かしが消えます。これで、動作するようになります。

簡易ビデオモニター AMcap のインストール

Windows 10 同梱のカメラアプリがカメラモニターとして使えます。

AMcap はこの製品に同梱されていた v.900 に、自力で日本語リソースを追加しただけの日本語版 (ここからダウンロードできます。) 使っています。Microsoft 社の公開したサンプルコードから作成されたもので、軽快で、カメラの映像と音声をモニタでき、あまり有用ではありませんが AVI で記録することもできます。▼画像でチェック

つぶやき･･･

旧～い機械でも、工夫しながら、発見しながら使うのは面白いなぁ… 日々に身体を使ったことや頭を使ったこと、喜びを感じたことが、知徳体の衰えのスピードを緩めてきたらしいことが分かります。「『楽』をとり過ぎないこと」を後期高齢者の自分に言い聞かせています。